頑張る女性を笑顔にする「咲笑~さくら~」
全国展開プロジェクトスタート

 

 

 

 


一人で、よく頑張ってきましたね。


誰かにそう言葉をかけられた事はあるでしょうか。

限界なんてわからなくなるほど、一人で頑張っている人がいます。

誰にもわかってもらえなくても、
感謝の言葉もかけてもらえなくても、
それでも誰かの為に頑張っている人がいます。

 

5年前、まだ保育士をしていた頃、
ある新入園児のお母さんと面接をしました。

初めて我が子を保育園に入れる期待と不安を
お母さんから感じました。

お母さんは、
我が子が集団でちゃんとやっていけるように、
先生や友達に迷惑をかけないように、
我が子が幸せであって欲しいと願う気持ちから、
日々子どもと向き合って努力されている印象を受けました。

お母さんのお話を一通り聞いた後、
私は純粋に感じたことを口にしました。

「一人で、よく頑張ってきましたね」

その言葉を聞いた途端、お母さんは突然泣き出してしまいました。

本当に、
一人で頑張っていたんだと思います。

私の記憶に鮮明に残る、
頑張っている人の
涙の記憶です。

頑張っている人はたくさんいる。

この時私は
そういう人を笑顔にしたい、寄り添いたい、と
強く想いました。

 

この度、
地元青森を皮切りに、
東京、大阪で
個展を開催することを決めました。

私には夢があります。

日々頑張っている女性を、
笑顔にすることです。

女性が笑顔に、元気になると、
子どもが、
世界が、
もっと元気に明るく輝くと信じているからです。

個展を開催することで叶えたいこと

絵を通じ、
私自身の体験や、
心で感じてきたことを表現し、

世の中の頑張っている女性に、
作品を通じて、
もう自分を否定しなくていいよって伝えたい。
そのままで大丈夫だよって伝えたい。
よく頑張ったねって伝えたい。

見る人の心に寄り添い、
心を開放し、
心から笑えるお手伝いをしたいのです。

個展は、
実際私がどんな気持ちで絵と向き合っているのか、
直接見て、空気を感じて、肌で感じてもらえる場所だと思っています。

今までも、
SNSやメルマガ、女性限定のオンラインサロン、
ドットアート教室などを通して、
私自身の作品を知ってもらおうと
できることをやってきました。

「アート」という世界は、
「衣食住」とは違って、
生活に無くてはならないものではありません。

だけど、
「心を豊かに潤す」
という面では、
とても大切な働きをすると信じています。

だからこそ、
デジタルの世界だけではなく、
個展というアナログの世界で、
アートに触れ、心で感じてほしいのです。

 

心は、花のよう。


満開に、花開いている人もいれば、
蕾の時に深く根をはり、花開くその時に備えている人もいる。

でも実は

蕾のまま、咲くのを怖がっている人
咲いたら迷惑すると思っている人
自分なんて咲いても意味がないと思っている人
他のことにエネルギーを注ぎ、花に栄養をまわすことが出来ず、
いつまでたっても青い蕾
のままの人

このままだと駄目だ、
だからもっと良くなろうと、
枯れそうになりながら、
頑張ってる人が多いんじゃないかな。

私は、そうでした。

自分に価値がないと思っていた。
ちゃんとしていないと、バカにされると思っていた。
自分に厳しくし、忙しく働いていないと、
存在してはいけないと思っていた。

それと同時に、
こんなに一生懸命やっているのに、全然報われないと思っていた。
もっと自由がほしいと思っていた。

頑張れば頑張るほど、
苦しくて
悲しくて
寂しくて
辛くて
不安で
怖くて
孤独で
絶望していた。

母親になってから更に頑張った私は、
愛おしい、
小さないのちを胸に抱き、
心はいつも、泣いていたのを思い出します。

駄目な母親と責められるのが怖くて
か弱いわが子をたくさん責めた。

思いどうりにならないと、
親を責めた。

一人ぼっちで寂しい時は、
パートナーを責めた。

でも
誰よりも
厳しく、激しく責めていたのは、
他の誰でもなく、
自分自身でした。

私が私を信じて無くて
私が私を嫌いだったのです。

馬鹿にして、
価値がないと思い、
誰にも愛されていないと
つよく信じていた。

その、
固く固く閉じた私の心を開かせ、

そのままでだいじょうぶ

そう教えてくれたのは
子どもたちでした。

全身で身を委ね、自分は愛されている存在だと教えてくれた。
反抗することで、自由に生きていいと教えてくれた。

だめなままの私を、
許し、信頼し、寄り添い、愛してくれたのです。

そう、
頑張るという条件付きの愛情ではなく、
そのままの私に、無条件の愛情を注いでくれていました。

その時ようやく、
自分で自分に
「今までよく、一人で頑張ってきたね」
そう声をかけてあげることができたんです。


心が開くのは、

花が咲くように、
ただ、自分らしく存在していいんだ、という事を
受け入れた時なんだと思ってます。

ありのままの自分を否定せず、
時には諦め、
できなことをできないと言うこと。

自分に優しくし、
労ってあげること。

与えられた自分の才能を誇りに思うこと。

私も花のようでありたいと願った時、
我が子と、
保育士時代に出会った沢山の子ども達の姿から、
勇気をもらっていたことに気づきました。

それと同時に、
過去の私のように
無意識に自分を否定しながら頑張っている人に、
ありのままでいる姿を見せることで、
勇気を与えたいと思いました。

今まで出会った子どもたちや
応援してくれる人や
不安な時に支えてくれた家族から勇気をもらったように、

今度は私の描く絵で勇気を与えたい。

心に寄り添うことで、安心して欲しい。

そのままで大丈夫だよって伝えたい。

ありのままの自分にオッケーを出したら、
たくさん笑えて、心が喜ぶってことを
知って欲しいです。


大好きな絵を描くことを、仕事にしたい

子供の頃に描いた夢を叶える為に、
39歳の春、
当時4歳、9歳、11歳だった我が子の子育てしながら
保育士からアーティストへと、
その第一歩を踏み出しました。

ワクワクして、楽しい気持ちと同じくらい、

育ち盛りの子どもがいる環境で、

収入が不安定なアーティストの仕事に対する不安や恐怖が、
1年、2年と活動してくうちに、
どんどん膨らんできました。

そこで私は、
また頑張ってしまいました。

私はアーティストとして新米で、
若くもなく、絶対的な経験や経歴もありません。

今の自分には価値がないのではないか・・・
その現実を直視したくなくて、
がむしゃらに頑張りました。

睡眠時間を削り
勉強もしながら、
仕事に打ち込みました。

「こんなに頑張っているんだから認めてよ!」

ずっとそう思っていたのだと思います。

頑張ったかいがあって、
傍から見れば順風満帆にも見えていた3年目、
自分の心と向き合う時が来ました。



絵が、
思うように描けなくなったのです。

絵が描けない・・・

それは、
収入の入り口を塞がれるということ。

描きたくても描けない。
描いても納得できない。
もう、描く気力もない。

真っ暗なトンネルの中で
呼吸も浅く、
ずっともがいているような感覚を味わいました。

長く、孤独で、息苦しくて、
辛い時間がただ流れていきました。

出口が見えては遠のき、
答えが見えそうで見えないもどかしさと不安の中で、
何度も涙しました。

そんな真っ暗な絶望の中でも
毎日やらなければいけなかったことがありました。

家事と育児です。

私の置かれている状況がどんな悲惨なものであろうと
子どもは待ってくれません。

以前は嫌々やっていた家事も、
仕事がなくなり時間だけはあったので
丁寧にするようになりました。

子どもと一緒に過ごす時間も
自然と長くなりました。

とはいえ思うようにいかない事も多く、
感情が揺れ動いた時は、
自分の気持ちと丁寧に向き合うようにしました。

そうしたら、
当たり前の、
なんでもないような日常が、
愛おしく光り輝いて見えるようになりました。

半径3メートルの幸せ

安心や幸せは、遠くではなく、当たり前の日常にある。

その日常と丁寧に向き合う日々は、
夢ばかり見て仕事に追われ、
足元が全く見えていなかった私の足を、
地につけてくれました。

夢に向かって頑張る時間と、
日常を丁寧に過ごす時間の両方を大切にする事で
私の心にまた、
光が戻ってきたのです。

私が絵を描く原動力は、
我が子と過ごす時間や
当たり前に繰り返される
半径3メートルの日常の中にあったのです。

母として頑張っていた私に、子どもの存在が光となったように
仕事を頑張る私の光になったのは、当たり前の日常でした。

夢と現実。
仕事と家庭。

それは光と闇、
陰と陽のように、
常に背中合わせで、
どちらも大切。

要は、バランスなんだということに気づきました。

私が描く世界には、その両極が込められています。




なぜクラウドファンディングなのか

絵が描けなくなった経験から、
なぜ自分は絵を描くのか、
絵を描くことで、誰に、何を伝えたいのか、

自分の夢とは一体何なのか、
その答えを、
深く深く自分の中に潜って
核心にやっとたどり着きました。

過去の私のように、頑張っている女性を笑顔にしたい

その夢を叶える為には
私の在り方を感じてもらえる個展に来て
直接作品を見て欲しい、

地元で個展をするだけなく
都心でもやってみたい、

そう思いました。

そして、一人でも沢山の人に個展に足を運んで欲しい!

 

だから、個展は入場料無料でします。



私は田舎住まいで、
アラフォーで、
子どもも3人いて、
まだまだ手もお金もかかります。

夢?
個展?
そんな状況で何を言ってるの?
馬鹿じゃないの?
まぁ頑張れば?

そう言って、笑われるかもしれない。
後ろ指を指されるかもしれない。
家族に迷惑をかけるかもしれない。

だけど・・・

馬鹿にされてもいい
笑われてもいい
迷惑かけてもいい

その覚悟を胸に
私は夢を語り、
個展を開催することにしました。

しかし、私ひとりでは限界があります。
個展を
青森・東京・大阪で開催するためには
画材代の他にも、
額装代、場所代、交通費、お手伝いしてくれる方へのお礼など、
沢山のお金がかかります。

個展を形にするのに、
支援やご協力をいただけたら嬉しいのですが、

単に支援して頂くというよりは、
一緒に頑張る女性を笑顔にする「仲間」となって欲しいと思っています。

いくつになっても、どんな環境であっても、
目の前の人を、自分の半径3メートルにいる人を、
笑顔にしたいと願い頑張っている、
同じ気持ちの方々と
ご縁をいただけたら嬉しいです。

 


置かれた場所で咲きなさい

渡辺和子さんの国民的ベストセラーとなった著書で、大好きな言葉です。

出会いや環境が、理想のものとは限りません。
置かれたところこそが、今のあなたの居場所だというこの言葉が刺さりました。

望んでいないものであっても、
置かれた場所で自分らしさを失わず
雨の日、風の日、咲けないときは根を下へ下へと伸ばしながら、
花は咲く。

自然のままに、ありのままに、
誰とも比べず、自分らしく、
咲けない時は根を伸ばすことによって、
次に咲く花はより大きく、美しくなるのだと思います。

個展のタイトルは
関わってくれたすべての人達が、
花咲くように笑顔になってほしいという願いを込めて
【咲笑~さくら~】と付けました。

同じ韻を踏む「桜」の花言葉は、「精神美」。
桜が日本の国花という位置づけから、
日本国、そして日本人の品格を表すシンボルとして、
美しさを託した言葉と言われていま
す。

一人でも多くの女性に

今いる場所で、
根を張り、
自分らしい花を咲かせてほしい。

心を開放して、
咲き誇るように笑って生きてほしい。

私は
この美しい精神の宿る日本で、
咲き誇る花のような笑顔の女性を増やしたい。

今の私にとって、壮大な夢ですが、
その「第一歩」を
一緒にやっていく仲間に
なってくれませんか?

どうか、あなたのお力をおかしください。